プラットフォームを活用したヘルスケア・インサイト共創事業

NEWS / 2026.05.17 Release次世代共創プラットフォーム「こえのWA」正式リリース(coming soon…)

私たちは、単なるコミュニティサイトの提供者ではありません。医療現場に存在する「キャズム(壁)」を、対話の力で埋める共創パートナーです。患者さんの本音と医療者の経験知を「インサイト」という価値ある資産に変え、企業様のPOC(実証実験)や事業開発を強力に後押しします。

患者の日常と医療者の知見を、社会の新たな価値へと実装する

■コンセプト:本音の素材集め

従来の形式的な調査では辿り着けなかった、加工されていない「生の素材(本音)」を独自のルートから集めます。 まずはIBD(炎症性腸疾患)領域からスタートし、当事者の日常生活における「言葉にならない悩み」を、未来を創るための確かなデータへと昇華させます。
さらに当社は、医師や理学療法士、トレーナーなどが集う「運動器ケアの専門家プラットフォーム」を運営する株式会社encounterと協業体制を築いています。本PFを活用し、医療者のリアルな一次情報を抽出、次世代のヘルスケア・マーケティングの提案を行います。

■インサイト収集のネットワーク(集約・構造化)

【フィールド①】 患者・家族の日常と対話の場『こえのWA』

IBD当事者が、病気と共に生きる日常の悩みや工夫を語り合う「対話のコミュニティ」です。
医療の場ではないからこそ、リラックスした「暮らしの本音」が集まります。

「こえのWA」は、患者さん・そのご家族/パートナーや医療従事者の日々の暮らしや現場にある“声なきこえ”を集積し、可視化する完全クローズドな医療コミュニティプラットフォームです。※本プラットフォームは直接的な医療提供や診断を行う場ではありません。患者さんが抱える「日常生活の摩擦」や、医療者の「現場の悩み」を、心理的安全性の高い対話の中から拾い上げ、オープンなアンケートやSNSでは決して表に出ない真の一次情報(こえ)を生み出すための場です。

「こえのWA」が提供する3つの独自価値

  1. 完全クローズド環境による「ゼロパーティーデータ」の抽出力
    当事者同士の対話から生まれる深層心理や生活の知恵を、MROC(Marketing Research Online Community)の手法を用いて抽出。一般的なデータには表れない、患者さんの本当の感情やニーズを浮き彫りにします。
  2. インサイトを事業戦略に変える「Insight Application Report」
    抽出した“ちいさなこえ”を単なるデータで終わらせず、製薬企業様やヘルスケア企業様のマーケティング、製品開発、疾患啓発活動に直接応用できる「実行可能な知見」としてレポート化し、ご提供します。
  3. コミュニティを活用したPoC(実証実験)とイベント共創
    プラットフォーム内のコミュニティを活用し、新サービスや製品アイデアのテストマーケティングを迅速に実施できます。さらに、抽出された課題をテーマに、患者・家族・医師/医療関係者がフラットに語り合うオンラインイベント(公開講座やワークショップ)を共同プロデュースし、そこから得られたインサイトをさらなる改善へと繋げます。
🤝 「こえのWA」単体で実現するマーケティングサポート(アイデア例)

完全クローズドな環境だからこそ抽出できる「真のインサイト(ゼロパーティーデータ)」を活用し、まだ見ぬソリューションを生み出すためのアイデアをご提案します。「こんなこともできるかもしれない」という期待感を持ってご相談ください。

【1】疾患領域におけるサポートの可能性(製薬企業様向け)

対象領域例:*炎症性腸疾患(IBD)、自己免疫疾患、その他慢性・難治性疾患など
      *最初は炎症性腸疾患(IBD)からスタート

新薬の登場により治療の選択肢が広がる一方で、生活上の不便さや副作用による治療離脱が課題となっています。当コミュニティの「本音の対話」を起点に、以下のようなアプローチが考えられます。

  • 真のニーズに応えるPSP(患者支援プログラム)と患者指導箋の共創
    「薬が続けられない」背景にある、カルテには表れない生活上の壁(食事、就労、旅行など)をコミュニティ内の対話から抽出。そのインサイトをベースに、患者さんが無理なく治療を続けられる実効性の高いPSPの開発や、当事者の声が反映された「本当に読まれる・役立つ患者指導箋」の共同制作が可能です。
  • 人間中心設計(HCD)を活かした新規イベントのプロデュース
    抽出された課題をテーマに、患者・医師・企業がフラットに語り合うオンライン/オフラインイベントを企画します。例えば、「グラフィックレコーディング」を用いて対話をその場で可視化し、参加者全員で人間中心設計(HCD)のプロセスを回しながら、新たな解決策の種を生み出すワークショップなども実現可能です。
  • 深層心理に迫るアンケート・オンラインインタビューの実施
    心理的安全性が担保されたコミュニティの特性を活かし、単発の調査では引き出せない「ゼロパーティーデータ(本音や感情)」を収集。特定のテーマに基づくアンケートや、コミュニティ内で関係性を築いた上での深いインタビューを実施し、マーケティング戦略に直結するインサイトを抽出します。

【2】ヘルスケア・生活支援事業におけるサポートの可能性(食品・生活関連企業様向け)

対象領域例:特定の配慮が必要な食品、サプリメント、生活支援サービスなど

疾患により日常生活に制限がある方々にとって、日々の食事や外出は大きな関心事です。当社のコミュニティを通じ、リアルな体験や声に基づく以下のような取り組みをご提案できます。

  • リアルな生活課題を発見する「協働キャンプ」や「ヘルスケアツーリング」
    オンラインの対話から飛び出し、患者さん、ご家族、一般の方、そして医療者が共に参加する「協働キャンプ」や「ヘルスケアツーリング(旅行)」などの体験型イベントを企画・プロデュース。実際の行動の中で生じる「生活の摩擦」や製品・サービスの可能性を共に検証し、新たな価値を共創します。
    (※注:本イベント等において検証・共創する製品・サービスは、医薬品や医療提供・医療サービスに関するものではなく、あくまで食品、サプリメント、日用品、生活支援ソリューションなどの「日常生活をサポートするもの」を対象としています。)
  • 当事者の“生活の知恵”を活かしたテストマーケティング(PoC)
    コミュニティを活用したサンプリングや、日常の工夫に関するアンケート・インタビューを実施。「これなら日常に取り入れやすい」「こんな工夫が欲しい」といった当事者ならではのインサイトを抽出し、新商品の開発や既存製品の改良に直接フィードバックするスピーディーな実証実験(PoC)が可能です。

【フィールド②】医療従事者の現場知が集まるプラットフォーム『encounter』

運動器ケアの専門家ネットワークで、次世代のヘルスケア・マーケティングを一緒に創りませんか?~


当社とencounter社の協業体制がもたらす3つの強み

  1. 医療・スポーツの最前線で活躍する「専門家」へのダイレクトなリーチ力
    encounter社が有する、整形外科医や理学療法士を中心とした専門家ネットワークを活用し、製品の適正使用の推進や、多職種連携をテーマとした教育・啓発アプローチをダイレクトに行うことが可能です。
  2. 当社のPF運営ノウハウを活かした「将来的な患者・生活者インサイト」抽出のポテンシャル
    現在は専門家へのアプローチが中心ですが、当社が持つ医療コミュニティ運営のノウハウ(プラットフォーム構築・アンケート設計等)を本協業に掛け合わせることで、将来的には専門家を通じた「その先の患者さん・生活者のリアルな声や課題」を抽出・データ化する仕組みの構築も視野に入れています。
  3. 現場の声を価値に変える「実証実験(PoC)」と「イベントプロデュース」
    専門家による「運動・栄養指導」と貴社製品を組み合わせることで、実際の効果やQOL変化を追跡するリアルワールドエビデンス(RWE)構築の支援が可能です。
    また、抽出した現場の課題を、新サービス開発や疾患啓発イベントの形にプロデュースし、社会へ届ける実行力を持っています。
🤝 協業・マーケティングサポートの可能性(アイデア例)

まだ見ぬソリューションを生み出すためのアイデアとして、例えば以下のような取り組みが可能だと考えています。「こんなこともできるかもしれない」という期待感を持ってご相談ください。

【1】疾患領域におけるサポートの可能性(製薬企業様向け)

対象領域例:整形外科疾患、骨粗鬆症、肥満症、便秘症など

新薬の登場により治療の選択肢が広がる一方で、副作用による治療離脱や、適切な多職種連携の不足が課題となっています。両社のリソースを統合したサービスにより、以下のようなアプローチが考えられます。

  • 骨粗鬆症領域における多職種連携・アドヒアランス向上の後押し
    骨折の半減を目指す上で、薬剤の処方だけでなく運動介入が不可欠です。例えば、医師や理学療法士に向けた疾患啓発ウェビナーを共同開催し、院内での骨折リエゾンサービス(FLS)推進と製品のブランドプレゼンス確立を支援するといった展開も実現できると考えています。
  • 整形外科領域における便秘治療の新たなアプローチ
    慢性疼痛管理に伴うオピオイド誘発性便秘(OIC)などに悩む患者さんは少なくありません。「痛みのケアと副作用の管理」をテーマに、整形外科医や理学療法士に向けた啓発ウェビナーを企画・開催することも可能です。
  • 抗肥満薬(GLP-1受容体作動薬など)の適正使用・筋肉維持サポートの実現
    強力な減量効果の反面、筋肉の減少によるサルコペニアやリバウンドのリスクが懸念されています。例えば、投薬患者様向けに専門家がレジスタンストレーニングの指導を行う実証実験(PoC)を実施し、「筋肉を維持した質の高い減量」のエビデンス構築を支援することも可能です。

【2】プロテインなどヘルスケア関連事業におけるサポートの可能性
   (食品・サプリメントメーカー様向け)

対象領域例:プロテインパウダー、機能性飲料、サプリメントなど

競争が激化し、ターゲットが「シニア層」や「女性層」へと多様化する中、以下のようなテストマーケティングやプロモーションもご提案できます。

  • 専門家の声を活かした製品の権威付けとプロモーション
    「医師・理学療法士・栄養士」といった専門家をキャスティングし、運動療法やリハビリの観点から、製品の有効な摂取タイミングや活用メソッドを発信するといったサポートが可能です。
  • 新規ターゲット層への将来的なテストマーケティングの展望
    当社のコミュニティ運営ノウハウを活かし、将来的にはフレイル予防を意識するシニア層や女性層を対象としたサンプリング・アンケート調査の仕組みを構築。日常に取り入れやすい味や形態といったインサイトを抽出し、新商品開発にフィードバックする展開も描けます。

他プラットフォームとの連携で広がる、多角的なアプローチ🤝

「こえのWA」が抽出する『生活者・患者のリアルなインサイト』は、単体での価値にとどまらず他プラットフォーム(専門家ネットワーク等)と掛け合わせることで、さらに強力なソリューションを生み出します

例えば、疾患を抱える患者さんの深い悩み(こえのWA)と、現場で活躍する専門家の知見・指導力を連携させることで、適正な製品使用のサポートや、生活の質(QOL)向上に向けた実証実験(PoC)、さらにはリアルワールドエビデンス(RWE)構築の支援など、これまでにない多角的なヘルスケア・マーケティングが可能になります。

📝 私たちと一緒に新しい価値を創りませんか?

「ただ製品を売る」のではなく、「ただ製品を売る」のではなく、現場の声を拾い、社会の仕組みや患者さんのQOLを共によりよく変えていく。 当社のインサイト抽出エコシステムや、encounter社の専門家ネットワークを活用、さらには掛け合わすことで、きっとこれまでにないアプローチを生み出せるはずです。

「こんなことはできないか?」「この課題を一緒に解決できないか?」といったアイデアの種でも構いません。次世代のヘルスケアスタンダードを共に創り上げるパートナー企業様からのご連絡を、心よりお待ちしております。

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